不要になった脚立を処分したくても、どう捨てればいいかわからない方も多いと思います。サイズも大きく粗大ごみで捨ててもいいのか、回収してくれる方がいるのかなど、処分の仕方に迷った方は、これから紹介する3つの方法から選んでください。
とくに不用品回収について詳しく説明するので、手っ取り早く捨てたい方は不用品回収業者に依頼してみましょう。
目次
脚立の3つの処分方法について
脚立の捨て方は、「自治体に回収してもらう」、「リサイクルショップに依頼する」、「不用品回収業者に依頼」の3つです。これからそれぞれについて詳しく説明しますので、自分にあった捨て方を選んでください。
自治体の粗大ごみで捨てる
自治体の粗大ごみで捨てる方法は以下の通りです。
- 自治体に連絡して、脚立を捨てたい旨を伝えてください。このときに料金、捨てる場所、捨てる日時を確認しておきましょう。
- コンビニまたは郵便局などで売られている粗大ごみ専用のシールを、料金分購入してください。
- 指定された日時・場所に、購入したシールを脚立に貼り捨てれば処分完了です
自治体によって捨てられる大きさや、手順などが異なるので、事前に問い合わせて確認しておきましょう。
粗大ごみとして捨てられれば数百円で捨てられるので、処分費用が少ないことがメリットです。しかし、粗大ごみを捨てられる日が決まっているので、日にちが過ぎてしまうとなかなか捨てられないのがデメリットです。
もし、日にちが過ぎてしまったけど、すぐに捨てたい場合は、ごみ処理施設まで持っていくと捨てることができます。その場合も事前に連絡し予約しておく必要があります。処理費用は変わらず、すぐに捨てることができるので近くにあるひとはおすすめです。
リサイクルショップに買取ってもらう
壊れていない脚立であれば、リサイクルショップに買取ってもらうことも可能です。少しでも現金化したい方にはおすすめですが、状態やメーカーなどによっては買取ってもらえない場合もあります。
店舗に持っていって、買い取り不可だった場合は、無駄足になってしまうので、事前に店舗に連絡して見積を出してもらうといいでしょう。また店舗によっては出張買取も行っている場合もあるので、活用してみてもいいと思います。
リサイクルショップで売却するメリットは、現金化できることです。一方のデメリットは、ものによって買取ってもらえないことです。
リサイクルショップで買取ってもらえない場合は、メルカリやラクマなどフリマサイトで販売することも試してみてください。脚立のサイズなどにもよりますが、数円で販売している方もいます。
リサイクルショップの場合は、買取った商品を販売するため、状態が良い物や人気メーカーなどしか買取ってもらえませんが、フリマサイトであれば、自由に販売することが可能です。
自分で値段も設定できるので、送料などを加味して一度出品してもいいでしょう。しかしリサイクルショップと違って、商品が売れるかどうかは気長に待たなければいけないため、すぐに現金化したい方には、向いていません。また大きいサイズであれば、送料が高いことや梱包するのに手間がかかるなどデメリットもあるので、自分の脚立が売れそうであれば試してみるといいでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、名前の通り不要なものをなんでも回収してくれる業者です。脚立の大きさ、壊れ具合など関係なく回収してくれます。また家まで回収してくれるので、持ち運ぶ手間もなく便利なのが特徴です。
しかしこれまで紹介してきたものと違い、処理費用が高くなってしまうのがデメリットです。コストを気にせず手早く捨てたい方に向いています。
不用品回収については、このあと詳しく説明するので見ていきましょう。
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不用品回収について徹底解説
不用品回収についてや、不用品回収を行う業者についてなど詳しく紹介します。
不用品回収とは
不用品回収とは、無料・有料を問わず、要らなくなったものを回収してもらうことを言います。不用品回収と言えば、回収業者に依頼する、というイメージがあるかもしれませんが、燃えるゴミや粗大ごみで捨てることも不用品回収（処分）と言えます。
自分で捨てる場合は、回収というより処分といった方が正しいので不用品処分です。
近年では、高齢化が進み自分では処分しきれないこともあり不用品回収業者などを活用する方が増えています。不用品回収をしてもらう手段としては、先ほど述べたように自分で決まった日にごみを捨てる不用品処分（回収）と、回収業者に依頼することの2つです。
不用品回収業者に依頼するときの注意点
不用品回収業者に依頼するときの注意点は以下の通りです。
無料ではなく有料
いらなくなったものを無料で回収します、と謳っている業者も多いですが、ほとんどの場合が有料買取です。無料になる場合としては、状態の良い品、ブランド品などを買取ってもらい処分費用を上回った場合に無料になります。
ホームページなどで大きく「無料！！」と書かれていても、どこかに「買取できる品に限りがあります」など書かれており、実際回収してもらうときに何かしらの理由をつけて有料になってしまいます。
悪徳業者に注意
不用品回収業者は、悪徳業者が多いことで有名です。見積をしてもらったときには、低価格で表示していても、いざ支払う時には理由をつけて高額請求してくる業者もいます。
一度トラックに乗せたからおろすのに費用がかかるなど、よくわからない理由をつける業者もいるので注意が必要です。また家の中で作業をしているふりをして、窃盗を行う業者や、回収した不用品を不法投棄する業者もいます。
不用品を回収するためには、「古物商許可証」が必要になるので持っているか確認しておきましょう。この許可証がないのに回収している業者は、悪徳業者の可能性が大きいです。
現金化を図るなら専門の買取業者に依頼する
処分費用を気にしない方は、不用品回収業者に依頼すればいいですが、少しでも現金化したい方は、専門の買取業者に依頼することをおすすめします。専門の買取業者のほうが、高く買い取ってもらえることが多いです。
特に自分の処分するものが、ブランド品、貴金属品、骨董品、状態の良い物であれば、自分で売りに行くか、専門の買取業者に依頼することをおすすめします。
安全な不用品回収業者の選び方
悪徳業者を選ばないために注意すべきポイントは、3つあります。一つ目は「ホームページがしっかりしていること」です。更新頻度が高く、住所や電話番号など情報がたくさん載っていることがポイントになります。
二つ目は、「電話やメールの対応が丁寧なこと」です。対応やマナーが徹底されているとことは、安全な可能性が高いので問題ありません。
三つ目は、「古物商許可証」があるところです。しっかり国から許可を得ているので安心です。
自分にあった脚立の処分方法を選ぼう
3つの捨て方を紹介してきましたが、自分の捨てやすい方法を選びましょう。費用がかからない捨て方から費用が高い捨て方までさまざまです。
不用品回収業者を依頼する場合は、悪徳業者を選ばないポイントや依頼するときの注意点を参考にしながら活用してください。
不用品回収業者は、なんでも回収してもらえるので、便利である一方で、悪徳業者も少なくないため、きちんとした業者を選ぶことが一番のポイントです。