観葉植物の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

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観葉植物の処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

 

ボタニカルブームによって観葉植物を自宅に飾って楽しんでいる人が増えました。観葉植物は、部屋の空気を浄化したり、癒し効果をもたらしたりする素晴らしい存在です。しかし、枯れてしまったり、大きくなりすぎたり、手入れができなくなったりすると、処分する必要が出てきます。

 

観葉植物の処分方法は、種類やサイズによって、一般的ごみとして出すか、粗大ゴミとして出すかのどちらかになります。また、その他に方法はあるのでしょうか。

 

観葉植物の処分方法

 

観葉植物を処分するときは鉢・植物・土を分けて処分する必要があります。

 

一般ごみとして処分

 

一番簡単な処分方法は普段お使いのゴミステーションに一般ごみとして出す方法です。ただし、自治体のルールや観葉植物の種類や大きさによって処分方法が異なるため、注意が必要です。

 

鉢の処分方法

 

不要になった植木鉢の捨て方は、以下のとおりです。

植木鉢の捨て方

  • プラスチック製や木製の植木鉢は、燃えるごみ
  •  素焼きや陶器製の植木鉢は、燃えないごみ。ただし、50cm以上のものは粗大ごみ。

 

不要になった植木鉢を捨てるときは、以下の手順で進めてください。

  1. 植木鉢の種類を確認する。
  2. 種類や大きさに応じて、燃えるごみか燃えないごみか粗大ごみかを判断する。
  3. 燃えるごみの場合は、可燃ごみとして出す。
  4. 燃えないごみの場合は、燃えないごみとして出す。
  5. 鉢に残っている土は取り除きキレイにしてから出す。

 

なお、植木鉢の大きさが50cm以上の場合は、粗大ごみとして出します。

 

土の処分方法

 

観葉植物の土の処分はとくに注意が必要です。例えば、集合住宅の場合、エントランスにある植木周辺に撒いてしまったり、公園など公共の場所にと法投棄になり5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が課せられてしまいます。必ず自治体のルールを守って正しく処分しましょう。一般的に、古い土は、燃えるごみに分別されます。また、自治体によっては、土の袋に「古い土」と書いて出す必要があります。ホームページで確認してから出すようにしましょう。

 

また、古い土をリサイクルする方法もあります。古い土をリサイクルする方法として、土を新聞紙などの上に広げて乾燥させてから、砕いた卵の殻やコーヒーのかす、茶葉などを混ぜて、肥料として再利用する方法があります。土の処分には注意が必要なため、捨てる前に再利用の方法も検討してみましょう。ホームセンターやインターネットで購入できる土の再生材を使用すれば手軽に土をリサイクルできますよ。

 

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人気の観葉植物の処分方法

 

ここからは代表的な観葉植物の処分方法について解説していきます。

 

パキラの処分方法

 

観葉植物の中でも人気の高いパキラですが大型のものだと1mを越えてきます。可燃ごみとして処分する場合は枝切りバサミや、太い幹の場合はのこぎりで可燃ごみとして処分できる自治体の指定されたサイズの長さに切って束ねます。

 

ゴムの木の処分方法

 

ウンベラータやフィカスなど人気のゴムの木も大きくなると1mを超えてきます。パキラと同じように規定のサイズまで枝と幹を切ります。ゴムの木は枝を切ると白い樹液が出てきます。かぶれる恐れもあるため、軍手を付けるなどして気を付けて作業を行うようにしましょう。

 

モンステラの処分方法

 

モンステラも大型のものは2mを超えてきます。燃えるゴミとして出すときは規定の長さまで切るようにしましょう。モンステラも樹液に気を付けて切るようにします。葉だけであれば簡単に折れますので燃えるゴミに出しやすいです。

 

モンステラは生命力が強いため、幹が腐ってなければ復活する可能性があります。葉を全て切って幹だけ残しておくと春先に新芽が出る可能性もあります。

 

サボテンの処分方法

 

トゲのあるサボテンの捨て方は注意が必要です。できるだけ小さくカットしてから新聞紙で包み、袋には「サボテン」「トゲあり」と書いてから捨てるようにしましょう。

 

以上、観葉植物の種類ごとの一般ごみとして処分する方法を解説しました。観葉植物は一般ごみとして処分可能ですが、その際は規定の大きさまで切るようにして束ねてから処分するようにしましょう。また、鉢は素材や大きさによって可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみに分かれます。土は、自治体によってルールが変わってきます。ホームページで確認してから処分するようにしましょう。

 

粗大ごみとして処分する場合

 

大型の観葉植物や自分で裁断が困難な場合は粗大ごみとして処分することが出来ます。自治体の規定を確認してから処分するようにしましょう。

 

粗大ごみとして処分する方法には戸別収集と、リサイクルセンターに持ち込んで処分する方法があります。戸別収集は事前に予約や支払いの必要があります。リサイクルセンターに持ち込めば、分別する必要なく鉢のまま持ち込んでも適切に処分してもらえます。地域によっては持ち込みも予約が必要な所もありますので事前に確認するようにしましょう。

 

 

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観葉植物はメルカリやヤフオクで売れる

 

観葉植物が枯れていなければメルカリやヤフオクなどのフリマアプリやオークションサイトで売ることもできます。試してみてはいかがでしょうか。

 

しかし必ず売れるとも限らないことや、出品するにあたって初期登録や写真を複数枚準備する必要であったり、購入希望者との迅速なやり取りも必要です。梱包・発送も自分で行う必要があるため手間がかかります。また、売却額の10%をサイト運営側に支払う必要があります。ただ捨てるよりはスケジュールに余裕があったり、お小遣い稼ぎとして試してみたい場合にはおすすめです。

 

ジモティーで譲る

 

ジモティーを利用する方法もあります。

 

メルカリやヤフオクと同様に初期登録・写真・チャットでのやり取りが必要ではありますが、希望者が自宅や指定場所まで取りに来てくれるので、運び出す必要がありません。利用手数料も無料なので、捨てるのは勿体ない・お金はいらないから誰かに譲りたい。という場合におすすめの方法です。

 

 

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買取や下取りに出す

 

観葉植物を引き取ってもらえる場合もあります。ホームセンター・花屋・植木屋などで引き取ってもらえる場合もありますよ。状態によっては買い取ってもらえる場合もあります。

 

費用をかけずに処分したい場合にはおすすめの方法です。

 

不用品回収業者に依頼する

 

不用品回収業者に依頼して観葉植物を処分する方法もあります。不用品回収業者であれば、即日依頼が可能です。分別する必要なく、運び出す必要もないため特に引越しや遺品整理など大量の処分品がある場合にはおすすめの方法です。

 

復活するかも!観葉植物を長持ちさせる方法

 

枯れたかも?と、処分を考える前にお手入れ次第では復活する可能性もあります。一度試してみてはいかがでしょうか。

 

土の寿命

 

観葉植物の土は、植物の成長と健康に大きな影響を与えます。土の寿命とは、土が植物に適した水分や栄養を供給できる期間のことです。土の寿命は、土の種類や品質、植物の種類や状態、水やりや肥料の頻度などによって異なりますが、一般的には2年から3年程度と言われています。

 

土の寿命が切れると、土が固まって水はけが悪くなったり、栄養が不足したり、病害虫が発生したりする可能性があります。これらの問題を防ぐためには、定期的に土の状態をチェックし、必要に応じて土の入れ替えや追加を行うことが重要です。

 

根詰まり

 

根詰まりとは、鉢の中で根が増えすぎて、水や養分の吸収が悪くなることです。根詰まりになると、観葉植物は枯れやすくなったり、成長が停滞したりします。根詰まりを防ぐためには、鉢のサイズを適切に選ぶ必要があります。鉢が小さすぎると、根が鉢の中に収まらずに詰まってしまいます。鉢が大きすぎると、水や養分が余ってしまって、根腐れや病気の原因になります。一般的には、株の直径の1.5倍から2倍程度の鉢が適切です。

 

また、水やりを適度にすることも重要です。観葉植物の水やりは、土の表面が乾いたら行うのが基本です。水やりをしすぎると、土がぬれっぱなしになって、根が酸欠状態になります。水やりをしすぎないようにするためには、指で土の湿度を確認するか、土壌湿度計を使うと便利です。また、水やりの際には、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えることで、土の中の空気を入れ替えることができます。

 

そして、植え替えを定期的に行いましょう。観葉植物は、成長すると根が増えて鉢からあふれ出してきます。このような場合は、植え替えを行って根を整理する必要があります。植え替えは、春から夏にかけて行うのがベストです。植え替えの際には、古い土を取り除き、根を切り戻してから新しい土と鉢に移します。また、植え替え後は水やりを控えめにして、根が新しい土に馴染むまで待ちます

 

まとめ

 

観葉植物の処分方法について解説しました。小さくまとめれば一般ごみとして処分できますが、大きさ次第では粗大ごみとして出す必要があります。また、状態によっては売却したり譲る事や下取りに出すこともできます。

 

運び出しが困難な場合や数が場合は不用品回収業者に依頼する方法もあります。自分に合った方法で正しく処分しましょう。

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