車椅子は介護用品のひとつですが、重量や大きさがあるので処分に困ることがあります。基本的には粗大ゴミに分類されますが、自治体によっては対象品目でない場合があります。
事前に市役所、町役場、ゴミ処理施設などに確認しておくと良いでしょう。新品や新古品などの状態が良い物は、値段が付く可能性があるため、買取専門業者、リサイクルショップなどに査定を依頼しましょう。
ネットオークション、フリマアプリに出品する方法もあります。状態が良く安全性の高い車椅子だけですが、欲しい人に譲る、介護施設、老人ホームなどに寄付することも可能です。
処分方法を記載したので参考にして頂きたいです。
目次
粗大ゴミとして処分する
病気やケガで車椅子を使用していたけれど、不要になった時は重量や大きさがあるため、処分に困った経験のある人が多いのではないでしょうか。
自治体に依頼する場合は、事前予約が必要ですが粗大ゴミとして出すことができます。
自治体によっては粗大ゴミに分類されない場合があるため、市役所や町役場、ゴミ処理施設などで確認しましょう。粗大ゴミとして処分できる場合は、自治体のルールやマナーを守ってゴミに出しましょう。
戸別回収は粗大ゴミ処理券が必要です
自治体の戸別回収は自宅にスタッフが訪問するため、大変便利なサービスです。
戸別回収は基本的には有料なので、粗大ゴミ処理券を購入しておき、収集日の午前中に車椅子にシールを貼っておきます。戸建て住宅の場合は建物の外の庭先、玄関先、駐車場前などに出しておきましょう。
マンションなどの集合住宅は、指定の集積所などに出しておくと回収処分してくれます。
リサイクルショップに査定を依頼する
新古品や汚れや傷がなく、きれいな状態の車椅子は捨てる前に、リサイクルショップに査定を依頼すると良いでしょう。
リサイクルショップは店舗数が多く、店頭買取はもちろんですが出張買取に対応しているお店が増えています。車椅子は重量や大きさがあるため、自分で運搬するのは難しい場合は出張買取を依頼すると良いでしょう。
リサイクルショップは買取専門業者に比べると、査定額が低めですが現金でお金を受け取ることができます。
買取専門業者に査定を依頼する
新古品や状態の良いきれいな車椅子は、捨ててしまう前に介護用品の買取を行っている専門業者に依頼しましょう。
介護用品に詳しいスタッフが在籍しているお店を選んでおくと、人気のメーカー、機種の商品は高値が付くことがあります。新しい商品でも汚れや傷が付いている場合は、値段が付かないことがあるので覚えておきましょう。
機能性や実用性、安全性に優れた車椅子は査定額が上がることが多いです。
フリマアプリ、オークションサイトに出品する
新品や新古品などの状態が良い車椅子は、フリマアプリ、オークションサイトに出品することができます。
パソコンやスマートフォンから会員登録ができますし、登録自体は無料でできるサイトがほとんどです。自分で写真を撮影したり、商品の特徴やサイズ、大きさ、機能などをなるべく詳しく記載することが大事です。
フリマアプリ、オークションサイトは、幅広い年代が閲覧しているため欲しい人を見つけやすくなります。
値引き交渉、クレーム処理ができる人向け
フリマアプリ、ネットオークションは無料で会員登録ができますし、自分の希望する値段が付けられるのが魅力です。インターネット上でやり取りをするため、クレームが付いてしまったり、値引きを希望されることがあります。
クレーム処理、値引き交渉などに対応できる人が向いている方法です。フリマアプリ、ネットオークションはすぐ買い手がつかないこともあります。
友人や知人など欲しい人に譲る
車椅子は介護用品なので怪我をしている人、高齢者の介護をしている人は欲しい人が少なくありません。
新品や新古品、年式が新しく機能性、実用性、安全性に優れた車椅子は欲しい人に譲ってあげると良いでしょう。車椅子は介護用品なので傷や汚れが付いていたり、年式が古い物は故障をすることもあるので譲らないことが大事です。
不具合が出ていたり、年式が古い車椅子は譲らないのがマナーです。
介護施設、老人ホームなどに寄付する
新古品や新品、傷や汚れが付いていない状態の良い車椅子は、不要になったら介護施設、老人ホームなどに寄付する方法があります。
事前に介護施設、老人ホームなどに寄付ができるか、確認しておくとスムーズに対応できます。介護施設、老人ホームなどでは機能性、実用性、安全性に優れた車椅子を寄付してもらえると大変助かります。
自分で運搬したり、送料などは負担する必要があるので覚えておきましょう。
地元の掲示板サイトで欲しい人を探す
友人や知人に欲しい人がいないけれど、新品や新古品などの車椅子を譲りたい人が多いのではないでしょうか。
地元の掲示板サイトを利用すると、車椅子を必要としている人を見つけることができます。掲示板サイトを利用するメリットは、自分が住んでいる地域のコミュニティーから欲しい人を探せる点です。
車椅子が不要になって困っている場合は、地元の人であれば譲ると喜んでもらえます。
車椅子は代表的な介護用品のひとつ
車椅子は怪我や病気で歩行が困難になった時に、スムーズに移動できるように作られた介護用品です。
自宅で高齢者や怪我人の介護をしていたけれど、症状が回復したり、介護施設に入居をして不要になった人が少なくありません。大きさや重量があるため、基本的には粗大ゴミに分類されますが、自治体によっては回収に対応できないケースがあります。
粗大ゴミ回収に対応している自治体の場合は、戸別回収を依頼したり、指定のゴミ処理施設に持ち込むことで回収処分できます。
壊れていたり、汚れが強いと処分が必要
車椅子は新品や新古品、年式が新しい中古品などは値段が付く可能性があるため、捨てる前に査定を依頼しましょう。
リサイクルショップ、買取専門店、フリマアプリ、ネットオークションに出品する方法があります。わずかでもお金を受け取りたい場合は、捨てる前にスタッフに査定を依頼すると良いでしょう。
比較的新しい車椅子でも、汚れや傷が目立っていたり、不具合が出ている場合は値段が付かないことが多いです。
定期的に点検が必要です
車椅子は高齢者や怪我人が、スムーズに移動できるように作られた介護用品です。
バリアフリーなどの家などは、スムーズに走行できますが、安全に使用するために定期的に点検が必要になります。新品や新古品、年数が浅い中古品などは値段が付くことが多いですが、不具合が出ていたり、故障をしている場合は値段が付かないことが多いです。
機能性や実用性に優れており、不具合や故障が出ていない物だけを出品したり、査定を受けるようにしましょう。
不用品回収専門業者に処分を依頼する
壊れたり、不具合が出ている車椅子が複数ある、他に処分したい大型ゴミ、粗大ゴミが大量にある場合は不用品回収専門業者に依頼しましょう。
自治体では粗大ゴミに分類されないこともありますし、対応していてもゴミ処理施設に行く時間が取れない場合もあります。不用品回収専門業者を利用するメリットは、土日や祝日にも対応しており、自分の都合の良い日時を指定できるのが良い点です。
戸別回収は申し込みから収集までに時間が掛かりますし、予約が必要なのですぐに処分するのは難しいです。
悪徳業者は避ける必要がある
不用品回収専門業者は一部には悪徳業者が存在するので、無料回収をかたっていても後で高額な請求をされることがあります。
専門業者が不法投棄をしている可能性があり、依頼した側も処罰の対象になってしまうことがあります。トラブルを避けるためには、自治体の指定の専門業者を選ぶことで適正な方法、料金、廃棄をしています。
友人や知人などのアドバイスを受けたり、悪い評判の専門業者は避けることが大事です。
まとめ
車椅子は怪我人や高齢者の介護をするために、欠かすことができない介護用品です。不要になった時は重量や大きさがあるので、処分方法がわからず困った人が多いのではないでしょうか。
基本的には粗大ゴミに分類されますが、自治体によっては粗大ゴミとして処分できない地域があります。状態の良い物は買取専門業者、リサイクルショップ、フリマアプリ、ネットオークションに出品する方法があります。
お金が別にいらない場合は、友人や知人などの欲しい人に譲る、介護施設、老人ホームに寄付する方法も良いでしょう。