自治体の粗大ごみ回収では、車の廃タイヤやホイールは「適正処理困難物」に分類されるため、一般的には回収してもらうことができません。適正処理困難物とは、一般廃棄物収集運搬業者が取り扱えない、処分が困難なもののことを指します。そのため、自治体の粗大ごみ回収では対象外となる場合がほとんどです。ホイールの適正な処分方法は、販売店やタイヤメーカーが行う回収・リサイクル業者に引き取ってもらう方法があります。
この記事では、ホイールの処分方法について解説していきます。
目次
ホイールの処分方法おすすめ6選
ホイールの処分方法には、カー用品専門ショップ、ガソリンスタンド、自動車整備工場や、不用品回収業者があります。
オートバックス
オートバックスでは、車のホイールを処分してもらうことができます。持ち込むだけで処分してもらえるので、自分で処分する手間が省けます。必要であれば、タイヤから取り外してもらえますが、この場合は取り外し工賃が800円〜1100円かかります。
イエローハット
イエローハットでも、車のホイールを店舗に持ち込むことで処分してもらうことができます。自分で処分する場合よりも、より安全かつ効率的な方法で処分ができます。ホイールのみの処分費用はかかりませんが、タイヤから取り外す場合は1本550円〜1200円かかります。
エネオス
エネオスでもホイールの処分を無料で行ってくれます。給油ついでにお願いできるので、気軽に利用できます。しかしタイヤからの取り外し工賃が1000円前後かかります。
コスモ石油
コスモ石油もエネオスと同様に、ホイールのみの処分は無料、タイヤから外す場合は工賃が1000円前後かかります。
自動車整備工場
近所に自動車整備工場があれば、車のホイールの処分をお願いすることもできます。作業が専門のプロに依頼できるため、適切な方法での処分が期待でき、車の整備や修理の際に、同時に処分を依頼することができるため、効率的です。しかし、処分にかかる費用が発生する場合があるので、事前に問い合わせてみることをおすすめします。
不用品回収業者
ホイールの処分方法として、不用品回収業者に頼む方法もあります。専門業者が回収するため、手間や時間をかけずに処分できます。しかし、ガソリンスタンド、カー用品専門店、自動車整備工場で処分してもらう方法よりも、回収費用が高くなるため、処分費用を抑えたい場合には向いていません。運び出しが困難な場合や、ホイール以外にも不用品がある場合は、トータルコストが抑えられるので、検討してみると良いでしょう。
不用品回収業者を選ぶ場合は、数社から見積もりを取り、相場を知ることが大切です。
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ホイールは買い取ってもらえる？
状態の良いホイールであれば、買い取ってもらうことも可能です。
アップガレージ
買取サービスとしては、アップガレージが有名です。アップガレージでは、パーツ買取方法として店頭での持込買取と無料の発送キットを使った宅配買取があります。店頭での持込買取は、パーツを愛車につけたまま査定を行い、取り外したパーツを持ち込んでも査定してもらえます。宅配買取は、査定依頼の画像を送るだけで査定が可能で、買取金額に納得すれば、無料の発送キットを使ってパーツを送付し、買い取ってもらえます。
アップガレージは、日本全国に店舗を展開する中古車パーツ専門店で、車のパーツ買取に力を入れています。アップガレージで車のホイールを処分するメリットは、処分に困る車のホイールを高価買取し、店舗に持ち込めばその場で査定ができ、梱包材や送料が無料で、自宅からでも宅配買取が可能なことです。
フリマアプリやオークション
フリマアプリやオークションサイトを利用すれば、売却価格が高くなることが挙げられます。しかし、写真や説明文でホイールの状態を細かく説明する必要があり、購入者側との細かいやり取りも必要です。売却時にはアプリ運営側に手数料を支払う必要があったり、また、必ず売却できるとは限らないので、注意が必要です。
買取してもらう場合は
車のホイールを買取してもらうために、できるだけきれいにする必要があります。方法としては、まず水で汚れを落としてから、車用ホイールクリーナーを使用するのが一般的です。水だけでは落としきれない汚れもあるため、クリーナーを使うことでより効果的な洗浄が可能です。
ただし、クリーナーを使用する場合は取扱いに注意し、使用前に説明書をよく読んでから使いましょう。
おすすめの車用ホイールクリーナー
おすすめの車用専用クリーナーには、以下のようなものがあります。
カーメイト 車洗車用 【 アルミホイール 洗浄&撥水 】
こびりついた鉄粉を化学反応で溶かして落とす、超強力ブレーキダストクリーナーです。泥汚れや油汚れ、融雪剤等の塩カル汚れも落とせる優れものです。洗浄後のキレイな状態を少しでも長持ちさせたい人におすすめです。
シュアラスター 洗車 ホイールクリーナー
汚れを浮かしてホイールを徹底洗浄。ブレーキダストの多いスポーツタイプの車や外国車にも特におすすめ。爽やかなミントの香り。
グラシアス アイアンリムーバー 400ml
スプレーなのに垂れにくく定着性の高い「ジェルタイプ」。ホイールのガンコな鉄粉をしっかりと包み込み、素早く赤紫色に化学反応させ、鉄粉をねこそぎ溶かし落とします。
マグアイアーズ ホイールクリーナー 日本正規品 ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー 709ml
素早く強力にホイールとタイヤの汚れを落とす泡タイプの洗浄剤。ホイールにスプレーを吹き付けると、泡がブレーキダスト等の汚れを浮き上がらせます。水で洗い流したあとはホイールに美しい艶が現れます。
これらの製品は、汚れに応じたクリーニング力があり、塗装を傷つけたり変色させたりするリスクが低いとされています。また、ホイールをきれいにする際には、専用ブラシを使用することもおすすめです。専用ブラシを使用することで、細かい部分までしっかり汚れを落とすことができます。
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車のホイールに寿命はあるの？
車のホイールは長期間使用すると、錆や傷みが生じたり、変形したりすることがあります。そのため、定期的な点検が必要です。
ホイールの寿命は10年ほど
ホイールの寿命は、車種や使用環境によって異なりますが、一般的には10年程度が目安とされています。また、ホイールが錆びている場合は、車検を通過できない場合があるため、注意が必要です。
ホイールを交換するタイミングは？
ホイールを交換するタイミングは、ホイールの状態や走行距離、使用環境によって異なりますが、ホイールに深いキズやヘコミ、錆びが生じた場合は、交換が必要です。さらに、タイヤ交換の際にホイールを点検し、状態が悪い場合は交換を検討することが望ましいです。
ホイールの寿命や交換時期は車種や使用環境によって異なりますが、定期的な点検やタイヤ交換時の点検を行い、必要に応じて交換することが重要です。
スポーツカーの場合
スポーツカーの場合は、一般的な乗用車と違い、車体に負荷がかかるため、ホイールを頻繁に交換する必要がある場合があります。判断が難しい場合は、定期的にディーラーや、カー用品専門店にて整備士に見てもらいましょう。
自転車のホイールの処分方法は
自転車のホイールの場合は、自転車のタイヤと同じ方法で処分することができます。具体的には、ごみ収集車に出すか、自転車屋さんやリサイクルショップに持ち込んで処分することができます。燃えないごみの日に持っていけば、ごみ収集車に引き取ってもらうことができます。その場合は、50cm以下に切るなど、自治体によって出し方にルールがあるため、事前に確認するようにしましょう。
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まとめ
車のホイールの寿命は、使用状況によって大きく異なりますが、一般的には10年程度が目安とされています。ホイールが劣化したり、事故などで損傷がある場合は、交換する必要があります。交換時期は、状況によって異なりますが、ホイールの状態を確認しながら定期的な点検を行うことが重要です。
また、ホイールの処分方法には、カー用品専門店やガソリンスタンド、近所の自動車整備工場、不用品回収業者を紹介しました。また、自転車のホイールの場合は自治体のゴミ回収に出せる場合もあります。処分する際には、自分にあった方法で正しく処分するようにしましょう。