だるまの処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

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だるまの処分は粗大ゴミ?処分方法を解説

 

縁起物として知られている「だるま」を、粗大ごみで捨ててしまってもいいのか悩む人も多いです。結論から言えば、粗大ごみで捨てることは可能です。しかし、一般的には供養してから捨てる人が多いため、神社や自宅で供養しましょう。

だるまの供養の仕方から処分の方法まで詳しく説明します。自分のやりやすい供養・処分の仕方を参考にしてください。

 

だるまを処分するときの注意点

 

だるまを処分するときは、そのまま粗大ごみとして捨てることはできますが、供養することが大切です。捨てるタイミングや供養するときの注意点などを紹介します。

 

だるまを捨てるタイミング

 

だるまを処分するタイミングは、購入後から1年後です。新年の始まりに購入する人が多いため、処分するタイミングも年明けになることが多いです。だるまは自分の願いを叶えてもらう目的で購入しますが、願いが叶い右も左も目を書き終えれば、1年経っていなくても供養して問題ありません。

 

だるまを供養するときについて

 

だるまを購入すれば、自分の願いを込めて左目を書き、願いが成就すれば右目を書きます。だるまを供養するタイミングで、願いが成就していない場合でも、「1年の感謝を込めて」右目を書き入れてください。

 

 

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だるまを処分する5つの方法

 

だるまを処分する方法は全部で5つありますが、どの処分の仕方でも供養してから捨てることになります。燃えるゴミや粗大ごみとして捨てる場合でも、自宅で供養してから捨てることになるので、その方法もあわせて紹介します。

 

お寺または神社で供養してもらい処分する

 

だるまは、仏教であるためお寺で供養してもらうのが最適です。神社によっては、供養できないところもあるので事前に可能であるか確認しましょう。また供養している日時なども決まっている可能性があるので、合わせて確認が必要です。

供養してもらえる場合は、サイズにより供養料が異なりますが、1,000円~3,000円のところが多いです。場所によっては「お気持ちだけ」といって、値段が決まっていない場合もあります。供養した後はそのまま処分してもらえるため、問題ありません。

 

お焚き上げをしてもらう

 

上記と同じくお寺や神社で、お焚き上げをしてもらい処分する方法です。ちなみにお焚き上げというのがどういうものか簡単に説明します。

 

お焚き上げ

お焚き上げとは、お守りや神棚、愛用品、亡くなった方の遺品など、粗末に扱えない品物を、供養し火で浄化する儀式のことです。お寺や神社でお経やお祈りをしながら、供養を行い火で焚くのが一般的です。

 

お焚き上げには、自分で持っていく場合と、場所によっては宅配を受付している場合があります。自分で持っていく場合だと、費用は1,000円~2,000円程度が多く、「お気持ちだけ」と値段設定されていないこともあります

宅配で受付しているところは、大きさによって値段が異なり1,000円~5,000円程度です。お寺や神社によっては、だるま以外にお守りやぬいぐるみなどをセットで、お焚き上げしてもらえるところもあります。

 

どんと焼きまたはだるま市で供養する

 

だるまを供養する方法のひとつに「どんと焼き」、「だるま市」というものがあり、まずはこの二つについて簡単に説明します。

 

どんと焼き

どんと焼きとは、小正月に行なわれる地域行事で、お守りやだるま熨斗、しめ縄、松飾りなどを神社や畑などで燃やす行事です。家に来てくださった年神様を、燃やした煙と一緒に天に見送るという意味があり、イメージとしてはお盆にある「送り火」と同じです。

 

だるま市

群馬・東京・静岡で行われる三大だるま市では、多くの参拝客がだるまを求めに来る行事です。一般的には、新年の縁起物として購入する人が多く、10万人以上もの人が訪れるほどにぎわっています。

 

だるま市はだるまの購入だけでなく、お寺や神社でだるまを供養してもらえるため、供養して新しいだるまを購入する人もいます。どんと焼きやだるま市は、地域によって開催しているか異なるので、事前に自分の家の近くで行われているか確認しましょう。

 

不用品回収業者に依頼する

 

不用品回収業者は、いらなくなったものをなんでも回収してくれる便利な業者です。不用品回収業者を利用する際に、注意しなければならないことは2つあります。

1つ目は、単品であれば回収費用が高くなることです。ほとんどの業者は有料で回収します。見積や出張費などは無料のところはありますが、回収は有料です。

今回のようにだるまだけを回収してもらう場合、値段が高くなってしまうのでまとめて回収してもらうことがおすすめです。まとめて回収してもらうことで、値段が少し安くなります。もちろん他に捨てるものがなければ、1点からでも問題ありません。

2つ目は、悪徳業者が多いことです。見積のときは低価格で表示しておき、回収が終わると値段を釣り上げて高額請求してくる業者もいます。また「無料で回収します」と言いながら、商品に難癖をつけて費用を請求するなど注意が必要です。

不用品回収業者によっては、回収後に供養してくれる業者もいますが、ほとんどの業者は対応していないため、自分で供養する必要があります。自分で供養するやり方については、次の項目で説明するので見ていきましょう。

 

 

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自分で供養して処分する方法

 

自分で供養してから処分する方法を紹介しますが、そもそも宗教や供養することに興味のない人もいると思いますので、先に処分の仕方を説明します。

だるまは、燃えるゴミや粗大ごみとして捨てることが可能です。大きさや量によってどちらになるか異なりますが、どちらでも捨てられます。

燃えるゴミの場合は、適当な袋に入れて捨てるだけです。粗大ごみの場合は、各自治体によって異なりますが、指定のシールを貼り、指定の日・場所に捨てるだけで問題ありません。普段捨てているごみなどと同じ考えで捨てるだけです。

ここからは自分で供養する方法について説明します。供養の手順は以下の通りです。

  1. だるまを綺麗な布などで拭く
  2. 清めるために塩を振る
  3. 白い布や紙なのでだるまを包む
  4. 他と混合さず、だるまのみを袋に入れ、燃えるゴミまたは粗大ごみで捨てる

 

供養に用いる「清めの塩」ですが、特別なものを用いなくても家で使用している塩で問題ありません。捨てるときは、他のごみと一緒にだるまを入れずに、だるまのみ捨てるように意識しましょう。

 

だるまは燃えるゴミや粗大ごみで捨てることができる

 

だるまを処分する方法として、一番簡単なのは燃えるゴミ・粗大ごみで捨てることです。供養をしてもらう時間がない、どんと焼きなどが過ぎてしまった、といった場合は自宅で供養して捨てることができます。

供養などに関心がない人は、気にせず普通のごみとして処分すれば問題ありません。必ず供養しなければいけないと決まっているわけではないため、どちらでもかまいません。供養する場合は、綺麗な布で拭いて、塩で清めてから袋に入れて捨ててください。

お寺や神社で供養することもできます。近くに供養できるお寺や神社がなくても、宅配サービスを利用し、供養してもらうこともできるため活用してみてください。

だるまの捨てるタイミングは、購入してから1年後です。捨てるときには願いが成就していなくても、感謝の意をこめて両目を入れてから捨てましょう。だるまの処分の仕方はいくつかあるため、自分にあった方法で処分しましょう。

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