サイズが小さくなってしまったり、汚れてしまったりした服は、どう処分すればいいのか悩む人も多いです。古着は処分の仕方もたくさんあるので、賢く処分することをおすすめします。
賢く処分するにはどうすればいいのか、古着の処分方法を徹底解説するので参考にしてください。処分方法によってもお金がかかる捨て方や無料、お金に換えるなどあるため、今回は処分費用に着目してみていきましょう。
目次
古着を【無料】で処分する方法
最初に紹介する処分方法は、処分費用を一切かけずに無料で処分する方法です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
自治体の燃えるゴミで処分する
古着は自治体で指定されているサイズの袋に入れて捨てれば、燃えるごみで簡単に処分することができます。そのため、手間をかけず、費用もかけたくない人は燃えるごみで処分しましょう。
燃えるゴミであれば、回収日も多く自分の好きなタイミングで、大量に捨てることもできるので、一番コスパのいい処分方法です。
・メリット
いつでも捨てることができる、手間がかからず大量に捨てられる
・デメリット
ありません。
誰かに譲る
サイズが小さくなった服であれば、近所の人や友達、家族、孫など誰かに譲ることで、処分費用をかけずに処分することができます。古着を必要としている人は意外と多いので、譲る相手も見つかり安いと思います。
仮に見つからなかった場合でも、他の処分方法を利用すれば簡単に捨てられるので、おまけ程度で考えながら周りに聞いてみましょう。
・メリット
自分の着ていた服を有効活用してもらえる
・デメリット
数枚なら処分できても量が多い場合はもらい当てをみつけることができない
寄付する
上記の誰かに譲ると似ていますが、ユニセフや販売店、幼稚園などの公共機関などで、古着を寄付することも可能です。地域によっては毎週、古着の回収を行ってくれる業者がいることもあります。
上記の「誰かに譲る」方法もですが、汚れている服、壊れている服はこの方法では処分できないので注意しましょう。あくまでも再利用できる服に限ります。
・メリット
寄付することで有効活用してもらえるだけでなく、社会貢献できる
・デメリット
寄付できない服もある
古着を【有料】で処分する方法
次は古着を有料で処分する方法を紹介していきます。有料であっても処分費用の差があるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
自治体の粗大ごみで処分する
古着を処分するときに、ベルトがついていたり、ハンガーがついていたりと、外すのが手間な人は、まとめて粗大ごみで捨てることも可能です。また量が多すぎて小さい袋に入れるのが難しい、まとめて捨てたい、といった方も粗大ごみで捨てましょう。
自治体によって捨てる方法や処分費用が異なるので、事前に電話などで確認しておくといいでしょう。粗大ごみで古着を捨てる手順を説明していきます。
- 粗大ごみで古着を捨てる旨を自治体に連絡し、捨てる場所・日時・費用を聞きましょう。
- 捨てるためには、「粗大ごみ専用のセール」が必要なので、コンビニや郵便局などで費用に掛かる分の金額を購入します。(およそ500円程度で捨てられます)
- 古着を袋などにまとめて入れて、購入したシールを貼ります。指定された日時・場所に捨てれば処分完了です。
・メリット
処分費用が安く手間もあまりかからない、国が処分するので不法投棄などもなく安心
・デメリット
自治体のほとんどが月に一回程度しか回収日がないので、自分の好きなタイミングで処分できない
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、不要なものをなんでも、どれだけでも回収してくれる便利な業者です。直接家まで回収しに来てくれるので、自分で古着を運んで捨てる手間もかかりません。しかし、処分費用が高いので、少量を捨てる場合には向いていません。
今回は古着なので、重さや量を考えても不用品回収業者に依頼することはおすすめできません。古着以外にも大量に捨てるものがある、重くて持ち運びが不便なものを一緒に捨てる、といった場合は、不用品回収業者を利用しましょう。
・メリット
古着以外にも大量にまとめて処分することができる、荷物を運ぶ手間がいらない
・デメリット
悪徳業者が多い傾向がある、処分費用が高い
古着を処分して【お金に換える】方法
最後に紹介するのは、古着を売ってお金に換える方法です。ただ処分するだけでなくお金に換えることができるので、ブランド品や状態のいい古着を持っている方にはおすすめの処分方法です。
フリマサイトで出品する
メルカリやラクマなど、フリマサイトで出品して売却することでお金に換えながら処分することができます。フリマサイトは、仲介を挟まない(手数料はかかります)ので比較的高く商品を売ることができます。
そのため、時間に余裕があり、梱包などの手間を気にしない人にはおすすめです。メルカリでもさまざまな古着が売られており、値段も数百円から数万円とさまざまです。値段が低いものはまとめて売ったり、上下セットで売ったりと工夫することで売りやすくなります。
フリマサイトで出品する場合は、服をきれいに見せるコツ、小さく折りたたんで送料を安く済ませるコツなど、ポイントを知っていれば、高く売ることができるので、事前に勉強しておくといいでしょう。
・メリット
比較的高く売りやすい
・デメリット
汚れている(壊れている)古着は売れない、売るまでに時間がかかる、大量に処分できない
古着屋(リサイクルショップ)で売却する
フリマサイトで売却するよりも安くなってしまいますが、まとめて大量に処分することができます。まとめ売りすることで値段が少し上乗せされることもあるので、まとめ売りにはおすすめです。
注意すべき点は、無名の服はほとんど値段が付かないことが多いです。ブランド品や有名メーカーであれば、それなりに値段はつきますが、知られていない服やもともとリーズナブルで販売されている服は、非常に安いです。
1kgで100円、1袋で1,000円といったまとめ売りの対象になるので、少しでも高く売りたい人は、手間はかかりますが、フリマサイトで出品することをおすすめします。
大量の服を直接店舗に持っていくには手間がかかる、または近くに買取してくれる店舗がない人は、出張買取を活用しましょう。店舗によって対応できるか異なるので、事前にホームページなどで確認し、利用すると手間を省くことができます。
・メリット
すぐに現金化できる、まとめて大量に処分できる
・デメリット
買取価格が安い
自分にあった処分方法で古着を処分しよう
全部で7種類の処分方法とそれぞれの特徴(メリット・デメリット)を紹介してきました。ここではおさらいとして、それぞれの処分方法とどんな人におすすめかまとめておきます。
処分方法 | こんな人におすすめ |
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自治体の燃えるゴミで処分 | 誰にでもおすすめできる方法 |
誰かに譲る | 知り合いが多く譲れる人がいる人 |
寄付する | 社会貢献したい人 |
自治体の粗大ごみで処分 | 手間をかけずに大量に捨てたい人 |
不用品回収業者に依頼 | 古着以外にも大量に捨てるものがある人 |
フリマサイトで出品 | 少しでも高く売って現金化したい人 |
古着屋で売却 | お金に換えつつまとめてすぐに処分したい人 |
処分する際の費用に着目して紹介してきましたが、自分にあった捨て方を選ぶことが一番賢く捨てられる方法なので、特徴を見つつ参考にしてください。