天板といえば、テーブルの上などにおいてある大きな板のことを言いますが、DIYなどをしている人は、天板がごみとして出ることも多いと思います。サイズが大きいため、粗大ごみとして処分すべきか、他にも処分する方法があるか気になる人も多いです。
そんな方のために本記事では、天板の処分方法を詳しく解説します。処分方法によって、処分費用も異なるので、今回は処分費用に着目しているので、処分する際に参考にしてください。
目次
天板を【無料】で処分する方法
大きな天板も無料で処分することができます。少しでも処分費用をかけたくない人に向いている処分方法なので、どのような捨て方があるのか見ていきましょう。
解体して燃えるごみで処分する
天板はサイズが大きいため、そのままでは燃えるごみで処分することが難しいです。しかし解体して小さくすれば、燃えるごみで処分することができます。
天板を解体するためにノコギリなど、専用の工具が必要です。普段からDIYをしている人であれば、なんなく解体することができますが、不慣れな人は時間と労力が必要となります。また解体時にケガをしないように気をつけましょう。
・メリット
処分費用がかからず、好きなタイミングで処分することができる。量が多くても解体すればすべて燃えるごみで処分できる。
・デメリット
工具を持っていなければ解体できない。時間と労力が必要になるので手間がかかる。
天板を必要としている人に譲る
家族、友達、知り合いなどで天板を必要としている人に譲り処分する方法です。DIYなどをしている人は天板を求めている場合もあるので、身近な人に聞いて確認しましょう。もし身近な人がいない場合は、ネットで募集を募ることも可能です。
知らない人に天板を譲る場合は、トラブルが起きないようにしっかりと話し合い、お互いが納得してから譲るようにしましょう。
・メリット
処分費用がかからず、有効活用してもらえる。
・デメリット
天板が欲しい人を見つけるのに時間がかかる。
天板を再利用する
使わない天板を利用して、別の商品をつくることでゴミを出さずに処分することができます。普段からDIYしている人であれば、何か別のものをつくることに抵抗がないのでおすすめです。
工具や他の材料も必要となるので、DIYをしない人には向いていません。
・メリット
再利用できるのでゴミを出さずに処分できる。
・デメリット
一から作るのに工具も必要になり、手間がかかる。
天板を【有料】で処分する方法
次は天板を処分する際に費用が発生する処分方法です。捨て方によっても費用が異なるので、自分にあった方法を選びましょう。
自治体の粗大ごみで処分する
天板を捨てるときに思いつきやすい処分方法が「粗大ごみで処分する」ことです。サイズが大きい天板でも簡単に処分することができます。自治体を利用する場合、自治体によってルールや費用などが異なるので注意しましょう。
自治体の粗大ごみで処分する手順は以下の通りです。
- 自治体に天板を捨てたいことを伝えます。このときに、処分する場所・日時・費用を聞いておくとスムーズに処分することができます。
- コンビニや郵便局で「粗大ごみ専用シール」が売っているので、処分に必要な金額分、購入してください。
- 購入したシールを天板に貼り、指定された日時・場所に捨てれば処分完了です。
・メリット
国が処分するので不法投棄などの心配がない。比較的安く処分できる。サイズ・量に関係なく捨てられる。
・デメリット
自治体が粗大ごみを回収している頻度が月に一回であることが多いため、好きなタイミングで処分することができない。
好きなタイミングで処分することができない、というデメリットですが、直接ごみ処理センターに持っていけばすぐに処分することが可能です。事前に電話などで連絡しておけば、自分で持っていくだけで処分できます。もしすぐに捨てたい人は、参考にしてください。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収は、不要なものをなんでも、どれだけでも回収してくれる便利な業者です。自宅まで回収に来てくれるため、捨てる量が多くても、重たくても、手間がいりません。しかし、処分費用は高いです。
そのため、天板しか捨てない場合はおすすめできません。天板以外でも捨てるものがたくさんある人にはおすすめです。
不用品回収業者に依頼する場合、悪徳業者に気をつけなくてはいけません。悪徳業者に気をつける理由や、悪徳業者を選ばないポイントを簡単にまとめたので見ていきましょう。
悪徳業者に気をつける理由
- 不用品を回収後に不法投棄される
- 何かしらの理由をつけて高額請求してくる
- 回収中に生じて金品などを盗む
悪徳業者を選ばないポイント
- ホームページに住所、電話番号、古物商許可証などが詳しく書かれている
- メールや電話での対応が丁寧で親切であること
- 保証書、見積書、契約書などをわかりやすく提示してくれる
・メリット
要らないものをまとめて処分できる。自分で捨てなくてもいいので手間がかからない。
・デメリット
処分費用が高い。悪徳業者がいる。
天板を処分して【お金に換える】方法
最後の処分方法は、ただ捨てるだけでなくお金に換える賢い捨て方です。処分するときに少しでもお金に換えたい人に向いています。ちなみにこの方法で処分する場合は、壊れているものや劣化が激しいものは売れないので注意しましょう。
リサイクルショップで売却する
リサイクルショップであれば、不要になった天板も買取ってくれることがあります。リサイクルショップは、購入した天板を自分のお店で販売するため、あまり高く買ってもらえません。
もし少しでも高く売りたい場合は、次に紹介する「フリマサイトで出品する」方法を参考にしてください。
自分の家の近くにリサイクルショップがない場合、店舗によっては出張買取を行っている店舗もあるので、利用してみましょう。出張買取を行っていない店舗もあるので、事前にホームページなどで確認しましょう。
・メリット
店舗に持っていけば買取りしてくれるので、すぐに処分(お金に換える)ことができる。
・デメリット
買取不可の商品もある。あまり高く買い取ってもらえない。
フリマサイトで出品する
メルカリやラクマなど、フリマサイトで出品して売却する方法で処分することもできます。実際にメルカリで出品している商品を見ると、2,000円~15,000円程度で販売されているものがあります。
商品の種類によって値段が大きく異なるので、自分が持っている天板が売られているか見てみましょう。天板とセットのテーブルで売る場合は、テーブルとして売るほうが値段も高く、需要もあるのでおすすめです。
・メリット
自分の好きな値段に設定できる。
・デメリット
商品によって売れるまでが遅い。又は売れない。
自分に合った処分方法を選んで天板を捨てよう
全部で7種類の捨て方を紹介してきましたが、どれで処分するか悩むと思います。それぞれ特徴(メリット・デメリット)を記載しているので、それを参考に自分の好きな処分方法を選びましょう。
処分費用も安く、比較的捨てやすい自治体の「粗大ごみ」として捨てる方法が一番おすすめです。この方法を思い浮かぶ人も多いと思うので、参考にしてください。
賢く捨てたい方は、お金に換える方法も紹介していますので、費用に着目して参考にしてください。