多古町の粗大ゴミの出し方は、戸別回収を電話で申し込む方法と指定の場所に持ち込んで処分する方法の2種類があります。戸別回収は条件を満たしている場合だけ、利用することができます。
戸別回収に比べると持ち込み処分のほうが、処分手数料が安くなります。持ち込みができる粗大ゴミの品目、大きさ、回収できないゴミも下記に記載しました。記事を読んで頂くことで最適な方法を知って頂けます。
目次
多古町の粗大ゴミは指定のサイズがある
多古町の粗大ゴミ回収は、多古町に住所がある町民の家庭から出たゴミに限られています。
粗大ゴミには指定のサイズがあり、指定のゴミ袋に入らない大きさのゴミは粗大ゴミに分類されます。タンスや椅子、ソファなどの家具、家電リサイクル法対象品目以外の家電、自転車、チャイルドシートなどです。
布団や絨毯、カーペットなどの可燃性の大型ゴミは、粗大ゴミに分類されます。
戸別回収を利用するのは条件がある
多古町の粗大ゴミ回収は、戸別回収を予約できますが運転免許証を持っていない、指定の場所に運搬する車両がない場合に利用できます。高齢者や身体精神障害者などは、自分で運搬することができないため、戸別回収を依頼することができます。
自分や家族が協力して持ち込みができたり、運搬できる車両がある場合は指定の場所に持ち込む必要があります。戸別回収は便利なサービスですが、利用するためには条件があるので覚えておきましょう。
戸別回収を予約して処分する方法
多古町では自分で持ち込みができない場合は、事前に電話で予約を入れておくと戸別回収を申し込むことができます。
佐原環境リサイクル共同組合に電話で予約できますが、営業開始直後、終了前はやや混雑するので覚えておきましょう。処分したいゴミの品目、重量によっても処分手数料が違いますが、1個500円から2000円前後です。
戸別回収は料金を支払ってから、収集日に粗大ゴミを指定の場所に出しておくと、スタッフが回収処分をしてくれます。
スタッフは建物の中に入って運搬できない
多古町の戸別回収はスタッフは、建物の中に入って回収、搬出ができないため、建物の外に出しておく必要があります。
戸建て住宅の場合は庭先や玄関先など、マンションなどの集合住宅は一階の外、集積所などに出しておくことが大事です。戸別回収は自分で運搬できない人には、便利なサービスですが持ち込み処分に比べるとやや料金が高くなります。
スタッフは建物の中に入れないので、2階以上の高さの部屋で住んでいる場合は下まで運んでおくことが大事です。
戸別回収は有料なので処分手数料が発生します
多古町の戸別回収は、スタッフが自宅に訪問して粗大ゴミ、大型ゴミを搬出してくれるので大変便利なサービスです。
基本的には有料なので処分手数料が必要ですが、不用品回収専門業者に依頼するよりも料金が安くなります。粗大ゴミに分類されるゴミなのか、迷った時は生活環境環境課係に問い合わせをすると教えてくれます。
粗大ゴミに分類されない品目は、回収処分に対応できないので覚えておきましょう。
家電リサイクル法対象品目は回収できない
多古町の粗大ゴミ回収は、家電リサイクル法対象品目は法律に基づいて、適正な方法で処分する必要があります。家電を購入したお店、新品に買い替える時は家電量販店、電気店などにリサイクル料金、回収処分手数料を支払うことで適正な方法で処分できます。
冷凍冷蔵庫、エアコン、テレビ、衣類乾燥機、洗濯機などは粗大ゴミに分類されません。
家電リサイクル法の対象品目は、不法投棄をすると重い罪になるので適正な方法で処分、廃棄が必要です。
パソコンやタブレットは回収できない
パソコンやタブレットは、PCリサイクルマークがついている場合は無料で処分廃棄ができます。
購入したメーカーに下取りを依頼する方法、家電量販店、指定の場所に設置している小型家電回収ボックスに入れる方法があります。小型家電回収ボックスに入れておくと、適正な方法で処分をすることができます。
パソコンやタブレットには個人情報が記録されているので、データ消去をしておかないと情報漏洩、悪用などのリスクが高くなります。
事業系のゴミは回収処分できない
多古町の粗大ゴミ回収は、多古町に住所のある町民の家庭から出たゴミだけに対応しています。
商店や飲食店、工場などで大量に発生したゴミは、事業系ゴミになるので産業廃棄物として処分する必要があります。多古町の指定の産業廃棄物処理専門業者に依頼することで、適正な方法で回収、処分、廃棄を行っています。
粗大ゴミ回収よりは料金が高くなりがちですが、大量の事業系のゴミを適正な方法で処分しています。
特定処理困難物は処分できない
多古町の粗大ゴミ回収は、指定の場所に持ち込むことができますが、分解破砕が難しいゴミは回収できません。
ピアノやエレクトーン、電子オルガン、消化器、バイク、耐火金庫、建築廃材などは特定処理困難物に分類されます。タイヤやホイール、カーナビなどの自動車用品、石油や灯油など引火する危険のある液体なども回収処分ができません。
特定処理困難物は資格を取得している専門業者に依頼して、適正な方法で処分をしましょう。
指定の場所に持ち込んで処分する方法
多古町の粗大ゴミ回収は、可燃性の粗大ゴミは伊地山クリーンセンターに持ち込んで処分できます。
ゴールデンウィーク、年末年始を除く月曜日から土曜日まで対応しています。搬入時間は午前8時45分から午後12時、午後1時から午後4時30分までなので営業時間内に持ち込みが必要です。
可燃性のゴミは、10㎏につき200円とリーズナブルな料金で回収、処分、廃棄に対応しています。
不燃性の粗大ゴミは別の場所に持ち込む
多古町の粗大ゴミ回収は、不燃性の粗大ゴミは伊地山粗大ゴミ処理施設に持ち込んで処分ができます。
ゴールデンウィーク、年末年始を除く月曜日から土曜日まで対応しています。搬入時間は午前8時45分から午後12時、午後1時から午後4時30分までなので営業時間内に持ち込みが必要です。可燃性のゴミは、10㎏につき200円とリーズナブルな料金で回収、処分、廃棄に対応しています。
粗大ゴミに分類されない品目は、持ち込んでも回収できないので覚えておきましょう。
処分手数料を現金で支払う
多古町の粗大ゴミ回収は、可燃性粗大ゴミ、不燃性粗大ゴミは指定のゴミ処理施設で処分をすることができます。
重量によっても処分手数料が違ってきますが、戸別回収に比べるとリーズナブルな料金なのが魅力です。自分で運搬、搬出をする必要がありますが、費用を抑えて粗大ゴミ、大型ゴミを処分することができます。
処分手数料は現金で支払う必要があるため、小銭やお札を用意しておきましょう。町民であることを証明するために、身分証明書の提示が必要です。
分解、切断しても粗大ゴミとして処分する
多古町の粗大ゴミ回収は、大型の可燃性、不燃性のゴミを分解、切断しても元が大きい場合は粗大ゴミに分類されます。
自治体によっては分解、切断をすることで、可燃ゴミ、破砕ゴミとして処分することができます。多古町の粗大ゴミ回収は、分解、切断しても粗大ゴミ扱いになるので覚えておきましょう。
絨毯やカーペット、布団などは小さく折り畳んで、紐で縛って出すようにするとスムーズです。
不用品回収専門業者に依頼する
大量に粗大ゴミ、大型ゴミがある、引っ越しや転勤、結婚などで早くゴミを処分したい時があります。
大量のゴミを短期間で処分したい場合は、不用品回収専門業者を利用すると良いでしょう。自分で都合の良い日時を指定できますし、スタッフがすべての作業を行うので手間や労力、時間を節約することができます。
粗大ゴミ回収よりは料金が高くなりますが、大変便利なサービスなので活用すると良いでしょう。
まとめ
多古町の粗大ゴミ回収は戸別回収を予約する、指定の場所に持ち込んで処分する方法があります。戸別回収は便利なサービスですが、自分で指定の場所に運搬できない、運搬するための車両が無い場合だけ利用できます。
戸別回収は有料なので、ゴミの種類や量に応じて処分手数料を支払う必要があります。多古町は指定の場所に持ち込んで処分できますが、可燃性粗大ゴミ、不燃性粗大ゴミは回収している場所が違うので覚えておきましょう。
最後まで記事を読んで頂きまして、ありがとうございました。