不要になったサイズの大きいミシンは処分するのが大変です。粗大ゴミで捨てるべきか、他に楽な処分方法はないのか気になる方もいるのではないでしょうか。
もちろん粗大ゴミ以外にも処分方法はたくさんあるので、いくつかの処分方法を知っておけば状況に合わせて最適な捨て方を選ぶことが可能です。そこで本記事では、ミシンの処分方法を7つ紹介していきます。
それぞれの特徴(メリット・デメリット)を見ながら、自分に合った処分方法を見つけましょう。
目次
ミシンを【無料】で処分方法
ミシンを処分するとき費用をかけずに処分する方法は、「誰かに譲る」「燃えないゴミで捨てる」「自治体の回収ボックスに捨てる」の3つです。それぞれの特徴を説明します。
誰かに譲る
ミシンを【無料】で処分する方法の1つ目は、「誰かに譲る」です。友達や知り合い、近所の人など、ミシンの貰い手がいないか聞きまわりましょう。小さいお子さんがいる家庭やDIYが好きな方がいる家庭はミシンの需要がありそうなので狙い目です。
身近な人に聞いても貰い手が見つからない場合は、ジモティーなどネットで探せば見つけやすくなります。ネットで誰かに譲る場合は、トラブルにならないように気をつけましょう。お互いが納得した状態で譲りあえるようにやり取りを綿密に重ねておきましょう。
・メリット
有効活用してもらえる。無料で処分できる。
・デメリット
ミシンの状態によっては貰い手が見つかりにくい(または見つからない)。処分するまでに時間がかかる。
燃えないゴミで捨てる
ミシンを【無料】で処分する方法の2つ目は、「燃えないゴミで捨てる」です。サイズの小さいミシンであれば、粗大ごみで処分せずとも燃えないゴミで処分することができます。
サイズの大きいミシンであっても、分解すれば燃えないゴミで処分することも可能ですが、工具が必要になることや、分解するために専門的な知識がいるのであまりおすすめできません。そのため、サイズが大きい場合は粗大ごみを活用しましょう。
・メリット
処分費用がかからない。手間なくいつでも処分できる。
・デメリット
サイズが小さくなければ処分できない。
自治体の回収ボックスに捨てる
ミシンを【無料】で処分する方法の3つ目は、「自治体の回収ボックスに捨てる」です。ミシンは小型家電リサイクル法の対象であるため、自治体によっては回収していることがあります。
粗大ごみで回収するか、小型家電リサイクル法として回収するかは、各自治体によって異なるので、お住まいの地域のルールに従いましょう。小型家電リサイクル法として回収する場合は、市役所などに回収ボックスが設けられているケースが多いのでそこに捨てるだけです。
自治体によっては回収方法が異なることもあるため、まず初めに自治体に連絡することから始めましょう。
・メリット
無料で処分できる。
・デメリット
自治体によって対応が変わる。持ち運ぶ必要があるので手間がかかる。
ミシンを【有料】で処分方法
ミシンを【有料】で処分する方法は「自治体の粗大ごみで処分する」「不用品回収業者に依頼する」の2つです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
自治体の粗大ごみで処分する
ミシンを【有料】で処分する方法の1つ目は、「自治体の粗大ごみで処分する」です。「ミシンを処分しよう」と思った方が思い浮かびやすい方法が粗大ゴミです。粗大ごみを処分する流れを紹介しますが、自治体によってルールや費用が異なるので、事前にお住まいの自治体に連絡して確認しましょう。
- ミシンを捨てる旨を自治体に伝えます。このときに捨てる場所、日時、費用を聞いておくとスムーズに処分できます。
- 粗大ごみを捨てるために「粗大ごみ専用シール」が必要です。コンビニ、スーパー、郵便局などで販売しているので、自分に必要な枚数分を購入してください。費用は800円程度です。(自治体によって費用は異なる)
- 指定された場所・日時にミシンを捨てれば処分完了です。
・メリット
国が処分するので不法投棄などの心配がない。処分費用はかかるが比較的安い方。あまり手間がかからない。
・デメリット
粗大ごみの回収は月に1回程度の自治体が多いので、自分の捨てたいときに捨てられない。
粗大ゴミの回収日が過ぎてしまった場合でも、直線ゴミ処理場まで持ち運べば処分してもらえます。すぐに処分したい方は参考にしてください。なお、直接持っていく場合も事前に連絡してください。
不用品回収業者に依頼する
ミシンを【有料】で処分する方法の2つ目は、「不用品回収業者に依頼する」です。不用品回収業者に依頼すれば手間がなく簡単に処分することができます。家まで荷物を回収に来てもらえるため、「大量に処分したい」「重たい荷物が多い」といった方におすすめです。
しかし、処分費用が高くなるためミシンのみを捨てたい方にはおすすめできません。業者によって料金形態が異なりますが、「カゴ車1台1万円~回収可能」といった場合は、ミシン1つ捨てるために1万円を払うことになるので損です。
もしミシンのみを捨てる場合は、単品回収がある業者を選びましょう。またその他サービスも業者ごとに異なるので、自分に合った業者を探してください。業者を探す際には、悪徳業者を選ばないように気をつけましょう。
悪徳業者をを選ばないためにも以下の点に気をつけてください。
ココに注意
- 古物商許可証を提示できるか
- ホームページのサービス内容や会社概要が詳細に記載されているか
- 電話やメールなどの対応が丁寧か
- 見積や契約書などを提示してくれるか
・メリット
まとめて処分できる。手間がかからない。
・デメリット
処分費用が高い。悪徳業者がいる。
ミシンを処分して【お金に換える】方法
ミシンをただ捨てるだけでなく、お金に換える方法は「フリマサイトで出品する」「リサイクルショップで売却する」の2つです。この方法で処分する場合は、壊れていないことが第一条件です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
フリマサイトで出品する
ミシンを処分して【お金に換える】方法の1つ目は、「フリマサイトで出品する」です。メルカリやラクマといったフリマサイトで出品して処分すれば、ただ捨てるだけでなくお金に換えることができます。
実際にメルカリでミシンを検索してみると、数千円~数万円と種類の値段も幅広く出品されています。まずは自分の持っているミシンと同じ(似た)商品が出品されていないか確認して、いくらで売れそうか検討しましょう。
部品だけ売っている方もいれば糸とセットで売っている方もいるので、売り方も値段も自由に設定できるのが魅力です。
・メリット
捨てるだけでなくお金に換えることができる。
・デメリット
ミシンによっては売るまでに時間がかかる(または売れない)。
リサイクルショップで売却する
ミシンを処分して【お金に換える】方法の2つ目は、「リサイクルショップで売却する」です。フリマサイトで出品する方法と同じく、処分すればお金に換えられるのでお得に処分できます。
リサイクルショップに直接持っていくことで即日処分することができます。そのため、すぐに処分したい方におすすめです。
・メリット
すぐに処分できる。処分するだけでなくお金に換えられる。
・デメリット
あまり高く売れない(場合によっては買い取ってもらえない)
自分に合った処分方法を選んでミシンを捨てよう
壊れたミシンは処分するしか方法がありませんが、状態がいいものは再利用することができます。とくにフリマサイトやリサイクルショップで売却すれば、ただ捨てるだけでなくお金に換えることができるためおすすめです。
自分の所持しているミシンの状態や自分のライフスタイルなどに合わせて、好きな処分方法を選びましょう。合計7種類の処分方法を紹介したので、きっとあなたにぴったりの処分方法が見つかるでしょう。