大網白里市で生活するようになったら、ごみの出し方をしっかりと把握してきちんとルールを守ることが大切です。燃えるごみ・燃えないごみはもちろん、粗大ごみの出し方も自治体によって異なるので、大網白里市のルールを確認しておきましょう。
今回は大網白里市の粗大ごみの出し方や手順、そしてかかる手数料やお得な方法についても解説しますので、参考にしてみてください。
目次
大網白里市では粗大ごみ処理費用は必要？
大網白里市では燃えるごみは有料の市が指定した袋に入れて出しますが、燃えないごみに関しては指定した有料袋ではなく市販の袋を利用します。つまり、燃えるゴミの袋にはごみ処理費用が含まれているのに対し、燃えないごみの袋にはごみ処理費用が含まれていないということです。
それでは粗大ごみはどうなのかというと、こちらは燃えるごみと同様に処理費用がかかるごみ、処分してもらうには処理手数料が必要になります。粗大ごみの種類としては、燃える・燃えないでわけることもできるので、燃えないごみ・不燃ごみで出すことができれば手数料はいらないということになります。
粗大ごみとして出さなければいけないごみとは、どのようなごみなのでしょうか。つぎに説明しましょう。
大網白里市の粗大ごみとはどんなごみ？
サイズでいうと180cm×120cm×80cm以下のものです。これよりも小さいものを粗大ごみとするなら、どのサイズからが粗大ごみとなるのかも気になるのではないでしょうか。
わかりやすくいえば、指定袋に入らないサイズなら粗大ごみです。もし指定袋に入ってしまったら、それは粗大ごみにはなりません。また、180cm×120cm×80cmよりも大きなごみなら、解体したり切断することで小さくすれば粗大ごみとして処分することができます。
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大網白里市の粗大ごみの出し方と手順
大網白里市で粗大ごみを出す場合、戸別収集を依頼するか自己搬入する必要があります。燃えるごみや燃えないごみのように、ごみ集積所には出すことはできません。
戸別収集を依頼する場合
戸別収集は電話でのみ申し込めます。申し込み先は「東金市外三市町環境クリーンセンター」です。（電話番号：0475-50-5301）受付は月曜日から金曜日の午前9時～午後4時まで。祝日や年末年始は除きます。
利用の手順はつぎのとおりです。
1．戸別収集を電話で申し込む
東金市外三市町環境クリーンセンターに電話し戸別回収を申し込みます。伝える内容は、住所と氏名、電話番号、粗大ごみの品目とサイズなどです。受付の締め切り日は、収集日の3日前ですが、土日祝日は除きます。追加や変更がある場合は、収集日の2日前で土日祝日は除きます。
2．受付
予約が受付けられると、収集日・排出場所・処理手数料・納付券取扱店が伝えられるので、忘れないようにメモを取っておきましょう。
3．処理手数料納付券を購入する
納付券取扱店で処理手数料納付券を購入します。納付券には収集日と氏名の欄があるので、そこに記入し収集を予約した粗大ごみに貼り付けます。
4．収集日当日に粗大ごみを出す
予約した日の当日朝8時までに、排出場所まで粗大ごみを持って行き置いておきます。納付券をちゃんと貼り付けてあるか、出す前にもう一度確認してください。戸建てではなくアパートなどの共同住宅の場合は、その共同住宅で指定された場所に置きます。
指定される場所は1階になります。
5．収集
担当の収集員が粗大ごみを戸別に収集します。立ち合いは不要、当日の朝8時までに粗大ごみを置いておくだけでOKです。
自己搬入する場合
搬入するのは東金市外三市町環境クリーンセンター（電話：0475-55-9141）で、いきなり搬入するのではなく事前に電話受付する必要があります。搬入受付時間は月曜日から金曜日の午前8時30分～11時40分までと、午後は1時～4時40分まで、土曜日は午前中のみの受付で午前8時30分～11時40分までです。
処理手数料は、家庭ごみなら10kgにつき130円（税別）ですが、10kgに満たない場合は10kgとみなし130円（税別）となります。手数料は環境クリーンセンターの窓口で支払います（現金のみ）。
自己搬入する際の手順は以下のとおりです。
- 搬入する前に電話受付をする
- 1回目の計量を行う（ごみを積んだ状態で）
- 指示に従いゴミを降ろす
- 2回目の計量を行う（ごみを降ろしてから）
- 窓口でごみ処理手数料を支払う
大網白里市で粗大ごみを出すときの注意点
粗大ごみを出すときの注意点について説明します。
戸別収集の場合の注意点
台風や雪など天候によっては収集できない場合もあるので注意してください。収集できない理由が台風の場合は、東金市外三市町環境クリーンセンターより連絡があります。
処理手数料納付券は払い戻しや再発行ができないので、戸別収集を申し込んでから購入するようにしてください。また、申し込みをせず受付されていない粗大ごみや、処理手数料納付券が貼られていないもの、手数料が不足しているものについては収集できません。
1回の収集で出せる粗大ごみは10点まで、こたつと天板、コンポステレオなどはセットで1点とします。ただし、応接セットなど個々に1点となる場合もあるので、申し込む際に確認してください。
自己搬入の場合の注意点
自己搬入で持ち込んだごみは、袋の種類に関係なくすべて手数料がかかります。また、クリーンセンターでは処理できないものもあるので、必ず事前に電話受付してください。
受付できないごみの例として、家電リサイクル法に該当する4品目（テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機）とパソコンがあります。法律でリサイクルが義務付けられているものなので、粗大ごみとして受け入れることができません。
搬入するための車両に制限があり、最大積載量2トン車両（長さは5ｍ）までとなっています。危険ですので、ごみ落下防止の対策が必要です。
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お得な方法で粗大ごみを処分するには？
自治体以外で粗大ごみを処分することも可能で、その中にはお得な方法もあるので紹介しましょう。
リサイクルショップや買取業者に売却する
粗大ごみといっても、壊れたり故障した廃棄するしかない「ごみ」ではなく、まだ使えるものがあるかもしれません。そのような粗大ごみなら、リサイクルショップや買取業者に売却しお金に換えることができる可能性があります。
状態があまり良くなければ買取を断られるかもしれませんが、粗大ごみに出す前に査定してもらってはいかがでしょうか。出張買取に応じてくれる業者なら、査定してもらいたい品数が多くても大丈夫です。まずは問い合わせて買取可能か、査定してもらえるのかをたずねてみてください。
不用品回収業者に処分を依頼する
大網白里市では、粗大ごみとして出せるサイズが決められており、それを超えたものに関しては切断や解体をして小さくしないと受付けてくれません。しかし、切断や解体は工具が必要で作業に慣れていなければケガをするかもしれません。
不用品回収業者に依頼すれば、そのようなサイズオーバーの粗大ごみも切断や解体せずそのまま出すことができます。また、大網白里市で1回に出せるごみは10点までですが、不用品回収業者ならそのような制限はありません。
また、重くて2人で持つのもやっとという粗大ごみを、自治体指定の場所まで持ち運ぶのは大変でしょう。運べないものなら処分を諦めてしまうかもしれません。不用品回収業者なら、スタッフが粗大ごみの運び出しもすべて行ってくれるので、重いもの・かさばるものも遠慮せずなんでも出すことができます。
不用品の買取に応じてくれる業者もいるので、まだ使えそうな粗大ごみがあるなら査定してもらいましょう。買取を断られたとしても、もちろんちゃんと回収してくれるので安心してください。