ネットでも簡単に購入できるようになったギターですが、捨てるときにどう処分すればいいか悩む人も多いです。大きいため粗大ごみで捨てればいいのか、他に方法がないか気になると思います。
本記事では、8種類の捨て方を紹介するので、どれか一つ選んで処分してもらえればと思います。ギターの状態や自分のライフスタイルにあわせた捨て方を選びましょう。
目次
壊れたギターを処分する方法
まず紹介していくのが壊れたギターを処分する方法です。特に再利用するわけでもなく、ゴミとして捨てたい方に、3つの処分方法を紹介していきます。
自治体の粗大ごみとして処分
サイズの大きいギターは、そのままでは燃えるゴミ・燃えないゴミで処分できないため、粗大ごみで処分しましょう。粗大ごみとして処分する手順は以下の通りです。なお、自治体により手順や金額は異なるので注意してください。
- ギターを捨てることを自治体に連絡し、料金・捨てる場所・日時を確認しましょう。
- 料金が分かれば、コンビニ・郵便局などで販売している「粗大ごみ専用シール」を料金分購入しましょう
- ギターにシールを貼り、指定された日時・場所に捨てれば処分完了です。
処分費用が200円~500円なので安く処分できるのがメリットですが、月に1回程度しか捨てる日がないので、好きなタイミングで捨てられないことがデメリットです。
ちなみにもしすぐに捨てたい場合は、直接ごみ処理施設にいけばすぐに捨てられます。この場合も事前に電話で捨てに行くことを連絡しておきましょう。
解体して燃えないゴミで処分
サイズを小さくすれば燃えないゴミ(燃えるゴミ)で処分することができます。ギターであればまだ比較的容易に解体しやすいので、処分しやすいと思います。解体した後は、分別して捨てればいつでも簡単に捨てられるのがメリットです。
一方で解体するには、工具と労力を要するので手間がかかることがデメリットです。普段からDIYをしている人は、慣れた手つきで解体できるのでおすすめです。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者であれば、どんなものでもまとめて処分することができます。ギターだけでなく、他にもたくさん捨てるものがある人におすすめです。家まで回収しに来てくれるので、手間なく簡単に処分できる分、処分費用が高くなってしまうのでデメリットです。
不用品回収業者は、悪徳業者がいるので注意しましょう。悪徳業者は、「高額請求する」、「不法投棄する」、「回収に生じて窃盗する」といった危険性があるので、選ばないように気をつけなくてはいけません。
悪徳業者を選ばないポイントは以下の3つです。
ココに注意
- ホームページに情報が詳細に書かれている(住所、電話番号、古物商許可証など)
- 電話やメール、接客などの対応が丁寧・親切
- 見積や保証、契約書などを提示してくれる
このポイントに注意しながら不用品回収業者を選びましょう。
ギターを再利用して処分する方法
次の処分方法は、ただ処分するのではなく、誰かに使ってもらうことで再利用する方法です。再利用するため、壊れているものや、汚れすぎているものは、この捨て方に向いていません。
誰かに譲る
家族・友人・地域の人・知り合いなどギターが欲しい人に譲ることで処分する方法です。身近な人で、ギターを必要としていないか聞いてみて、欲しい人がいれば処分することができます。
もし身近な人で欲しい人が現れなければ、SNSやネットで募集してみることもできます。しかし、知らない人に譲る場合は注意が必要です。知らない人同士なので、思わぬことでトラブルが生じる可能性があるからです。送料はどちらが負担するか、ギターが届いたのに壊れていたなど、事前にしっかり打ち合わせをし、トラブルにならないように注意しましょう。
この処分方法は、ギターを有効活用してもらえることがメリットですが、欲しい相手が見つかりにくいことがデメリットです。
寄付する
NPOやNGOを支援する団体に寄付することができます。発展途上国や、国内の施設などに寄付されます。申請の仕方やギターの送り方などは、団体によって異なるので、ホームページなどで見てください。
寄付することで社会貢献できる、有効活用してもらえることがメリットです。デメリットは特にありませんが、強いて言えば、壊れているギターは寄付できないことです。
ギターを処分して現金化する方法
ここからはギターをただ捨てるだけでなく、「お金に換える」方法を紹介します。自分の持っているギターがブランド品、新品状態に近いものであれば特におすすめです。
フリマサイトで出品
メルカリで出品されているギターは、5,000円~20,000と商品によって値段の幅が大きいですが、たくさん出品されています。自分のギターと似ている商品があるか検索し、どれくらいの金額になるか確かめてみましょう。
出品する場合は、事前にきれいに拭いておく、付属品をセットで売るなど工夫すれば、値段を上げやすくできます。大きさ的にも送料は高いですが、ある程度の収益は見込めます。
ただ処分するだけではなく、お金に換えることができるのがメリットです。デメリットとしては、売れるまでに時間がかかることです。ものによっては売れない場合もあるので、すぐに処分したい人には向いていません。
リサイクルショップで買取り
リサイクルショップで買取ってもらう場合は、フリマサイトで出品するよりも安くなってしまうことが多いです。なぜならリサイクルショップで買取った商品は、そのあとにお店で販売するため、利益が出るようにしなければいけないからです。
状態によっては買取ってもらえないというデメリットもあるので、ギターの質が重要になります。直接お店に持っていく場合は、事前に査定してもらうことをおすすめします。持っていったのに買取不可だった場合、無駄足になってしまうからです。
リサイクルショップで査定してもらい、値段が安すぎる場合はメルカリで出品したり、次に紹介する専門の買取業者に査定してもらったりしてもいいでしょう。
専門の買取業者で買取り
ギターや楽器を専門で買取ってくれる買取業者に依頼するほうが、リサイクルショップよりも高価買取に期待できるのがメリットです。とくにブランド品などは、専門的な知識があるので、より高く売れます。
デメリットはリサイクルショップと同じで、ものによっては買取不可になってしまうことです。リサイクルショップも同じですが、直接お店に行きづらい人は、出張買取や宅配買取を利用するといいでしょう。
店舗によって対応していないこともあるので、事前にホームページなどで確認してください。
自分にあったギターの捨て方を選ぼう
8種類のギターの捨て方を紹介してきたので、どれか一つは自分にあった捨て方が見つかると思います。捨て方によって、無料・有料・お金に換える・手間がかかる・まとめて捨てられる、といったメリット・デメリットが分かれるので、それぞれの特徴を把握しましょう。
例えば、ギター以外にも捨てるものが多い人は、「不用品回収業者」、ギターがブランド品であれば、「専門の買取業者」、ギターが壊れて分解されているなら、「燃えるゴミ・燃えないゴミ」といった選び方があります。
高いギターを持っていても「お金に換える捨て方」を知らなければ損することにもなるので、本記事を参考に自分にあった捨て方を選んでください。