固定電話はあまり壊れないので、いざ壊れたときにどう処分すればいいか悩んでしまうと思います。粗大ごみで捨てるのか、ほかに捨て方はないか、気になる人のために、固定電話の処分方法を紹介します。
固定電話の処分方法は意外と多いため、自分に合った捨て方を選びましょう。メリット・デメリットなどもあるので、参考にしてください。
目次
固定電話の処分は粗大ゴミ?
固定電話の処分する方法の一つとして粗大ごみで捨てる方法があります。粗大ごみで捨てる場合は、燃えないゴミとして捨てられない大型のサイズです。
燃えないゴミの袋に入りきらないような、大型の固定電話を持っている人は少ないと思いますが、粗大ごみでも捨てることは可能であるため、処分方法を紹介します。
各自治体によって処分するときのルールや費用が異なるので、事前に確認してください。ここで紹介している方法は、あくまで一例です。
粗大ごみで捨てる手順
- 自治体に連絡し、粗大ごみを捨てる旨を伝えます。このときに、捨てる日時、場所、費用を事前に聞いておくとスムーズに処分できます。
- 処分するためには、「粗大ごみ専用の回収シール」が必要です。コンビニや役所、郵便局などで販売しているので、処分費用分、購入しておきましょう。
- 固定電話にシールを貼って、指定の場所、日時に捨てれば処分完了です。
・メリット
処分費用は掛かりますが安く、国が処分するので安心です。
・デメリット
処分できる日が月に一回程度しかないので、自分の好きなタイミングで処分することができない。
回収日が過ぎてしまうと、次に捨てるまでに一か月程度待つ必要がありますが、自分でごみ処理施設にもっていけば、すぐに処分することが可能です。事前に電話で連絡し、処分したい旨を伝えておけば、持っていくだけで処分できます。
固定電話は粗大ごみとして捨てることが可能ですが、ほかにもたくさん処分方法があるので見ていきましょう。
固定電話を処分する方法
固定電話を処分する方法は、たくさんあるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
自治体に回収してもらう
粗大ごみとして自治体に回収してもらう以外にも、「燃えないゴミ」、「リサイクルBOX」といった方法で回収してもらうことができます。
燃えないゴミ
固定電話のサイズであれば、自治体が指定している袋に入れて、燃えないゴミとして処分することが可能です。粗大ゴミとして捨てるくらいなら、処分費用のかからない燃えないゴミで捨てることをおすすめします。
・メリット
処分費用がかからず、自分の好きなタイミングで捨てられて、手間もかかりません。
・デメリット
特にありません。
リサイクルBOX
固定電話は、「小型家電リサイクル法」の対象であるため、自治体が無料で回収しているところがあります。市役所などにリサイクルBOXとして、中に捨てるだけで無料で処分できます。
リサイクルBOXではなく、イベント型など自治体によって回収方法が違うので事前に確認してください。
・メリット
無料で処分できます。
・デメリット
市役所などに自分で持っていく必要があるので、手間がかかります。
フリマサイトで出品する
固定電話はフリマサイトであるメルカリや、ラクマに出品・販売し、処分することもできます。メルカリで実際にいくらで売られているか見ると、2,000円~15,000円前後で売られていました。
種類も豊富にあるので、自分が持っている固定電話と似た商品がないか探してみてください。この方法で処分する場合、壊れていないことが前提です。商品の状態が悪い場合も、売れない可能性が高いため、状態がいいものや新品に近い場合におすすめです。
・メリット
ただ処分するだけでなく、お金に換えることができるので、賢く処分できます。
・デメリット
状態次第では出品することができません。また、売れるまでに時間がかかってしまう、もしくは売れない可能性もあるので処分するまでに時間がかかります。
リサイクルショップで売却する
上記と同様で、ただ捨てるだけでなくお金に換えて処分することができる処分方法です。フリマサイトで出品する方法と異なることが三つあります。
一つ目は、即日売却できることです。リサイクルショップの場合は店舗にもっていくことで、即日買い取りしてくれるので、すぐに処分することができます。もし、近くに店舗がない場合は、出張買取や宅配買取を活用してみましょう。
店舗によっては、対応していないこともあるので、事前に確認してください。
二つ目は、売却金額が安くなる傾向があることです。リサイクルショップは買い取った固定電話を、自分の店舗で商品として販売するため、利益を残さなくてはいけません。フリマサイトで出品する場合は、(手数料はかかりますが)人に直接販売するので比較的高くなります。
三つ目は、フリマサイトで出品するよりも基準が厳しいことです。固定電話の状態、メーカー、年式などを査定し、店舗で販売して売れるかどうかを見定めます。仮に状態のいい固定電話であったとしても、人気・需要のないものであれば低価格でしか買い取ってもらえません。
・メリット
処分したいときに店舗にもっていけば、すぐに処分できます。
・デメリット
買取価格に満足いかないことが多く、場合によっては買い取りしてもらえません。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、いらないものを、なんでも回収してくれる便利な業者です。家まで取りに来てくれるので、捨てるものが多いときや、重量物を捨てるときに役に立ちます。
しかし、処分費用が高くなってしまうので、固定電話だけを捨てる場合はおすすめできません。固定電話以外にも捨てるものが多くて、まとめて捨てたい人は活用しましょう。
・メリット
なんでも、どんな量でもまとめて捨てることができます。直接取りに来てくれるので、手間もかかりません。
・デメリット
処分費用が高いので、少量捨てる人には向いていません。また悪徳業者も多いので注意しましょう。
固定電話が欲しい人に譲る
最後の処分方法は、家族、友達、知り合い、地域の人など、身近な人で固定電話を欲しがっている人に譲って処分する方法です。まずは手当たり次第、固定電話がいらないか聞きまわりましょう。
もし身近に譲る相手がいない場合は、ネットを使って募集することもできます。ジモティーなどを使用すれば、欲しい人が見つかるかもしれないので、試してください。知り合いではない人に譲る場合は、トラブルに巻き込まれないように気を付けましょう。
・メリット
処分費用がかからず捨てることができ、有効活用してもらうことができます。
・デメリット
身近な人に固定電話が欲しい、と現れる人がいないことが多いので、譲る相手が見つかりにくいです。
自分の好きな捨て方で固定電話を処分しよう
全部で7種類の処分方法を紹介してきましたが、それぞれメリット・デメリットもあり、どれが自分にあっているのか悩む人もいるので、どんな人におすすめかまとめたので見ていきましょう。
処分方法 | こんな人におすすめ |
---|---|
粗大ごみで捨てる | サイズの大きい固定電話を費用を抑えて処分したい人 |
燃えないごみで捨てる | 誰にでもおすすめな捨て方 |
リサイクルBOXに捨てる | 社会貢献しながら捨てたい人 |
フリマサイトで出品する | 捨てるだけでなくお金に換えたい人 |
リサイクルショップで売却する | お金に変えながらすぐに処分したい人 |
不用品回収業者に依頼する | 固定電話以外にも大量に捨てるものがある人 |
誰かに譲る | 身近に固定電話を求めている人がいる人 |
色んな捨て方があるので、自分に合った捨て方を選び、処分しましょう。