不要になった除雪機を処分する方法は、自治体や不用品回収業者、買取業者などがあります。自治体によっては電動式の除雪機を粗大ごみとして引き取ってくれる場合もありますが、エンジン式の場合は自治体で引き取ってもらうことはできません。
不用品回収業者は、エンジン式でも電動式でも引き取ってくれる可能性が高いですが、処分費用は自治体より高くなることがあります。買取業者に依頼すれば、手間いらずで処分できる上にある程度のお金になります。
買取業者に引き取ってもらえるかどうか相談してみるといいでしょう。この記事では除雪機の処分方法について詳しく解説していきます。
目次
除雪機の処分方法5選
除雪機の処分方法は次の5つの方法があります。
- 自治体の粗大ごみに出す
- リサイクルショップ
- メルカリなどのオークションアプリやジモティー
- 除雪機の販売店
- 不用品回収業者
それぞれの方法のメリットデメリットをご紹介します。
除雪機を粗大ごみとして処分するメリットデメリット
除雪機を粗大ごみとして処分するメリット
粗大ごみとして処分するメリットは、処分方法としては一番安く済む方法です。しかし、全ての除雪機が対象ではありません。粗大ごみとして処分できる除雪機は電池式のものに限ります。
必ず事前にお住いの自治体の窓口に確認しましょう。
除雪機を粗大ごみとして処分するデメリット
デメリットとしては、事前の手間がかかることと、エンジン式(ガソリン式)は回収不可能であることです。粗大ごみの回収には予約が必要で、予約から回収までおよそ2週間先になります。手数料は事前に粗大ごみシール等を役所や地域のコンビニ・郵便局で支払う前払い制です。
購入した粗大ごみシールを除雪機の目立つところに貼って回収日に戸外に出しておきます。回収は雨天決行され当日のキャンセルはできません。
リサイクルショップを利用する
リサイクルショップを利用するメリット
除雪機を買取業者に依頼する場合、故障していても部品に価値があるため、高額査定も期待できます。リサイクルショップは出張買取に対応している所もあるので気になる方は査定は無料なので依頼してみることをおすすめします。
リサイクルショップ一覧
リサイクルショップを利用するデメリット
リサイクルショップでの買取価格は状態やモデルによっても差がありますが、思ったほど高く売れない場合もあります。買取業者の信頼性や口コミを調べる必要があります。除雪機の状態が良くない場合、錆や傷があると査定額が減少する可能性があります。買取に際しては書類の手続きや運搬手配が必要となる場合があります。
これには手間や時間がかかることがあります。業者は注意して選び、状態や相場を考慮して除雪機のリサイクルショップへの買取を検討することが大切です。
メルカリなどのオークションアプリやジモティー
除雪機をオークションアプリやジモティーで売るメリット
自分で価格を設定できるため、希望の価格で出品できます。すぐに買い手が見つかれば、即時取引が可能です。オークションアプリやフリマアプリでは個人間の取引が行え、値下げ交渉やトラブル解決が柔軟に行える利点があります。ジモティーなどは近隣の人々が利用するため、手渡しでの取引や送料の削減が可能です。
自分の不要な除雪機を他の人に提供することで、再利用やリサイクルされ、環境問題に貢献できます。
除雪機をオークションアプリやジモティーで売るデメリット
出品する際には、写真を多く掲載し、除雪機の型番や年式、使用状況や故障歴などを正確に記載する必要があります。市場価格や競合商品の価格を調べて、適正な価格を設定しましょう。高すぎると買い手がつきにくく、安すぎると損をする可能性があります。購入希望者や質問者には迅速かつ丁寧に対応する必要があります。除雪機は大型で重量もあるため、配送方法や費用が思った以上にかかる場合があります。
取引が終了した後に相手に評価をつけます。評価制度は信用度や安全性を高める効果があります。
除雪機の販売店
除雪機の販売店で処分するメリット
買い替えなどで新しい除雪機を購入する予定があれば、販売店で下取りに出す方法があります。処分と購入が一か所で済むので手間が省けます。Hondaなど一部のメーカーは、特定の条件を満たす場合に中古除雪機の下取りを行っており、新しい機種を購入する際に古い機種を下取りに出すことができる場合があります。
除雪機を販売店で処分するデメリット
下取り価格は一般的に中古市場の相場に基づいて決定されるため、他の買取業者と比較して価格が低くなる可能性があります。そのため、高く売りたい場合は複数の方法を検討し、査定を受けることがおすすめです。
不用品回収業者
いらなくなった除雪機は、市町村の粗大ごみ回収やリサイクルショップ、販売店の下取りといった方法で処分が可能ですが、これらにはいくつかのデメリットがあります。例えば、粗大ごみ回収では、事前に申し込みや料金の支払いが必要であり、回収日までに自分で運び出さなければなりません。また、リサイクルショップでは、買い取ってもらえるかどうかは店舗の判断によりますし、買い取り価格も安い場合が多いです。
そこでおすすめなのが、不用品回収業者に依頼する方法です。不用品回収業者とは、家庭や事業所から不要になった物品を引き取ってくれる業者のことです。除雪機の処分を不用品回収業者に依頼する場合、以下のようなメリットがあります。
不用品回収業者に依頼するメリット
処分手続きが簡単で、電話やインターネットで申し込むだけで、自宅まで引き取りに来てくれます。環境に優しい場合がある。不用品回収業者の中には、引き取った物品を再利用したりリサイクルしたりすることで、廃棄物の削減や資源の有効活用に貢献しているところもあります。
不用品回収業者に依頼する方法にもデメリット
悪質な業者に注意すること。不用品回収業者の中には、見積もりと実際の料金が異なる場合や、無許可で営業している場合があります。また、引き取った物品を適切に処理せずに不法投棄したりする場合もあります。そのような業者に依頼すると、トラブルや法的な問題に巻き込まれる可能性があります。
不用品回収業者は、物品の種類や状態や数量によって料金や対応方法が異なります。例えば、除雪機が動作するかどうかや、ガソリンやオイルが残っているかどうかなどは重要な判断基準です。依頼する前に物品の状態や数量を確認し、正確に伝えることが必要です。見積もりは無料で行ってくれるので事前に複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。
まとめ
この記事では、除雪機を処分したい!不用品回収や廃品回収の方法は?というテーマで、以下の5つの方法を紹介しました。
- 自治体の粗大ごみに出す方法:手数料は安いが、回収してもらえない除雪機もある
- リサイクルショップ:現金化できるが、買取価格が安い場合がある
- メルカリなどのオークションアプリやジモティー:高く売れる可能性があるが、発送やトラブル対応が必要
- 除雪機の販売店:買い替えの場合は対応が可能
- 不用品回収業者:即日対応できるが、悪徳業者に注意する必要がある
これらの方法はそれぞれメリットとデメリットがありますので、自分の状況や目的に合わせて選ぶことが大切です。除雪機を処分することで、スペースや維持費を節約できるだけでなく、環境にも貢献できるかもしれません。自分に合った方法で正しく処分するようにしましょう。