引越しや買い替えなどで不要になった大型家具、手間をかけず安く処分したいですよね。
- 置き場所が2階にある
- エレベーターがないマンションの上階に住んでいる
- 大きくて部屋から出せない
- 重くて一人では持ち上がらない
などの状況により、処分できるか心配な方もいらっしゃると思います。
ベッドやソファー・タンスなどを運ぶところをイメージしてください。
大きく持ち上げること自体が困難なほどであれば、階段などを運ぶのはかなりキケンですし、そもそも部屋のドアのサイズよりも大きいことも…
また、急ぎ処分したいのに自治体の粗大ゴミ回収の予約がなかなかとれないなどの問題もあるようです。
大型家具の処分はその量や価値・環境などによって、お得で楽な方法が変わってきます。
この記事では、状況にあわせたおすすめの大型家具の処分方法をご紹介いたします。
目次
買い替え予定がある場合
新しい家具を購入するために大型家具を処分する予定の方は、購入先の店舗に引取りサービスを行っていないか確認しましょう。
無料もしくは安価で回収処分が可能です。
このサービスを利用する場合、新しい家具を設置するタイミングでそのまま引き取ってもらうことが可能となり、収納家具の場合などは入れ替えもスムーズに行うことができます。
また、下取りを行う家具店もあります。
下取りサービスを利用すると、引取りの場合よりも安く家具を処分できるかもしれません。
基本的には処分する家具と購入する家具は同じ種類である前提ですが、家具店への交渉次第では異なる種類のものでも下取り対象となるようです。
↓まずはお気軽にご連絡ください↓
引っ越す場合
引越しに伴い大型家具が不要になった場合は、引越し業者に処分を依頼する方法があります。
引越し作業と同時に処分まで済ませることができるのは魅力的ですね。
大手引越し業者では、クロネコヤマト・アリさんマークの引越し社・日本通運などが引取りサービスを行っているようです。
時間も手間も労力もかからず便利ですが、追加料金が必要となることに注意が必要です。
中には買取サービスも実施している業者もあります。
使用可能な家具が多い場合は引越し業者を選択する際に考慮してください。
まだ使用可能な場合
急ぎの処分ではない場合、リサイクルショップやフリマサイトなどでの売却やジモティーで譲渡するのもひとつの方法です。
おしゃれな家具などは高値でも売れることがあり、嬉しい臨時収入になるかもしれません。
少しでも高く売却するため、お手入れや保証書の用意など準備が大切になります。
リサイクルショップの場合は、自分で運べるか不安な大型家具も出張サービスで対応可能です。
リサイクルショップ
リサイクルショップでは、自分で搬出が難しい大型家具でも出張サービスによる査定・買取が可能です。
もちろん持ち込みでの対応も可能ですが、自宅で大型家具の査定から搬出まで完結した上で臨時収入が得られるメリットは大きく、ぜひ検討したいものです。
出張サービスは即日対応であることも多く、処分時間がかからないため問い合わせてみる価値はあります。
ただ査定が買取不可となる可能性があることは念頭に置いておいてくださいね。
高級ブランド家具や一流メーカー品など価値が伝わりやすいものは、査定額がつきやすい傾向があるようです。
フリマサイト
メルカリなどのフリマサイトを利用する方法もあります。
購買意欲のある人に向けて直接アプローチできるため、高く売れる傾向があるようです。
ただ、出品の際には写真や商品説明文を用意する必要があり、売れた後も大きな家具の搬出や発送作業を自分で行うこととなり、なかなか手間がかかります。
大型の家具である以上、配送料が高額になることも考慮しなくてはいけません。
フリマでの手続きに慣れていて、売れるまで待つ時間がある方限定でおすすめしたい方法です。
そして落札者が現れないケースももちろんあり、その場合は1から別の処分方法を検討することになります。
ジモティーでの譲渡
リサイクルショップやフリマなどで買い手がつかない大型家具でも、使用可能であれば欲しい人はいるものです。
ジモティーというエリアをしぼった掲示板サービスを利用すれば、近くに住む家具を必要としている人に無料で譲ることができます。
また、「引き取りに来れる人」に限定して掲載すれば、1人ではできなかった搬出作業も一緒もしくはお願いできてしまうため、安心です。
売却ではなく譲渡という形にはなりますが、処分費用がかかりません。
フリマでの売却と同様に時間がかかってしまう可能性はありますが、時間さえあれば廃棄せずにすむ魅力的な方法です。
↓まずはお気軽にご連絡ください↓
廃棄による処分
廃棄による処分を希望する場合、自治体の粗大ゴミでの回収の他、不用品回収業者での処分が考えられます。
メリット・デメリットを含め、順にご説明いたします。
不用品回収業者
大型家具に限らず処分するものがたくさんある場合や、特定の日にまとめて処分したい場合は、不用品回収業者に依頼すると楽に廃棄することができます。
大きすぎて搬出に困っているものも、おまかせすることが可能です。
即日対応可能な業者も多くメリットは大きいですが、それなりの処分費用が必要となりますので、事前に確認するようにしてください。
また、注意が必要なこととして、無許可の悪徳業者やボッタクリ業者の存在があります。
運んだ後に追加料金が発生し、かえって高額で処分することになったとの報告が多くあります。
回収したゴミを不法投棄するような業者もあり、その責任はゴミの持ち主となるため要注意です。
こういった問題を避けるためにも、回収業者に依頼する場合は必ず公式サイトや口コミをチェックしましょう。
そして家具などの不要品を回収できるのは、自治体から「一般廃棄物収集運搬業の許可」を得ている業者のみですので、必ずホームページ等で確認するようにしてください。
自治体の粗大ゴミ
自分で搬出が可能な家具の場合は、居住する自治体の粗大ゴミで処分するのが慣れている分最も不安のない方法かもしれません。
粗大ゴミ回収券の購入など費用は必要となりますが、業者に廃棄を依頼するよりも安く処分できることが多いようです。
ただ粗大ゴミの回収日まで待つ必要があることには注意が必要です。
回収の予約がとれないなどの声も多くありますので、時間のない方には向かない方法となります。
なお補足ですが、日曜大工などが得意な方はノコギリなどで解体すると、普通ゴミとして無料で処分できます。
大がかりな作業でケガの可能性もありますので、工具に慣れた方で時間がある場合のみ検討してくださいね。
まとめ
大型家具の処分方法について、状況にあわせた処分方法についてご紹介いたしました。
家具の買い替え時は新しい家具の購入店での引取りサービス、引越し時は引越し業者の処分サービスを利用するのが、手間が省けて楽な方法となります。
まだ使用可能な家具は、リサイクルショップやフリマサイトでの売却、エリア限定の掲示板サイトジモティーでの譲渡などの手段も一案です。
廃棄を希望する場合は、自治体での粗大ゴミでの処分が安く処分できます。
処分するものがたくさんある場合は、不用品回収業者に一括での処分を依頼すると、ゴミの回収日を待たずにすべて廃棄することができ便利です。
大型家具の処分としてご案内した7つの方法の中から、最もスムーズに処分できる方法を見つけてください。